旅行の時にペットの預け先はどうする?ポイントや注意点を解説

ペットを飼っている家庭では、旅行に出かける際にペットをどうするか迷う人も多いでしょう。本記事では、ペットの預け先や、預ける際のポイントと注意点を解説します。
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ペットの預け先
旅行に行く際のペットの主な預け先には、以下の4つが挙げられます。
- ペットホテル
- 動物病院
- ペットシッター
- 親族・知人
ペットホテル
ペットホテルは、ペットを一時的に預かってくれる施設です。動物病院やペットサロンに併設されているケースもあります。ペットホテルは施設によって、提供されているサービスが異なります。以下のポイントを参考に、事前に公式サイトなどを確認して、ペットに最適なホテルを選ぶようにしましょう。
- ケージとフリースペース、どちらで過ごすのか
- 散歩サービスの有無
- エサやベッド、おもちゃの持ち込みの可否
- 夜間のスタッフ数や体制
- 急な病気・怪我への対応方法
動物病院
動物病院の宿泊施設は、ペットが高齢であったり、持病があったりと、健康面に心配がある際におすすめです。獣医師が常駐している場合が多く、定期的にペットの様子を確認してくれるため、安心して預けることができます。
ペットシッター
ペットシッターは、留守の飼い主に代わり、自宅に訪問してペットの世話をしてくれるサービスです。メリットとして、ペットが普段と同じ生活環境で過ごせること、他のペットとのトラブルの心配がないことが挙げられます。一方、24時間預かってくれるわけではないため、シッターとの契約時間外のペットの様子が分かりません。また、自宅の鍵を他人に預けるので、人によっては不安につながるケースがあります。
親族・知人
親戚や知人が自宅近くに住んでいる場合、ペットを預かってもらうのも、一つの方法です。預け方や期間を柔軟に相談できるメリットがある一方、動物の専門知識を持たない人に預けることになるため、万が一の体調不良や怪我に備えて緊急時の対応や、かかりつけの動物病院を事前に共有しておきましょう。
ペットを預ける前の準備
ペットを預ける際は、事前に以下の3点をしっかりと準備しておくようにしましょう。
- ワクチン接種
- 健康チェック
- ケージの習慣づけ
ワクチン接種
犬や猫を飼っている場合、感染症を予防するために、定期的なワクチン接種を心掛けましょう。また宿泊施設から、ワクチン接種証明証の提示を求められるケースもあるため、事前に用意しておくことをおすすめします。
健康チェック
ペットを預ける1週間前から当日まで、エサをきちんと食べているか、下痢をしていないか、いつもと比べて元気があるかなど、健康状態をしっかりとチェックしておきましょう。
ケージの習慣づけ
ペットを預ける際、多くの場合はケージで寝起きしますが、ケージに慣れていないと問題行動につながるおそれがあります。普段からケージで寝起きさせて、ケージは安心できる場所という認識を付けておきましょう。
ペットを預ける際のポイント・注意点
ペットを預ける際は、以下の2点を意識しておきましょう。
- エサは食べ慣れたものを用意する
- 事前にしっかり遊んでストレスを減らしておく
エサは食べ慣れたものを用意する
突然エサの種類が変わると、ストレスにつながるおそれがあります。宿泊施設の多くは、エサが持ち込み制となっているので、普段から食べ慣れているエサを日数分用意しましょう。手作りのエサを与えている場合、施設によっては対応してもらえるケースもあるので、事前に問い合わせておくことをおすすめします。
事前にしっかり遊んでストレスを減らしておく
ペットを預ける際、普段とは違う環境になるため、ストレスが溜まりがちです。ストレスは問題行動や体調不良につながるおそれがあるため、出発前に思いっきり遊んで、ストレスをできるだけ減らしておいてあげましょう。
ペットの性格や状況に合わせて最適な預け先を選ぼう
旅行に行く際、ペットだけで留守番させると、事故につながるおそれがあります。また、体調を崩しても気が付けません。そのため、ペットホテルや動物病院など、宿泊施設に預けることをおすすめします。ただし、生活環境が変わると過度のストレスにつながるケースもあるので、ペットの性格や状況に合わせて、最適な預け先を選ぶようにしましょう。

