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田舎での古民家暮らしのメリットとは?デメリットや注意点も解説

田舎の古民家

田舎への移住を検討している人の中には、風情のある古民家で暮らしてみたいと憧れを抱く人もいるでしょう。古民家での暮らしは、一般的な住宅とは異なる点が多くあるため、事前に特徴を把握しておくことが大切です。そこで本記事では、古民家で暮らすメリットとデメリットを解説します。

この記事を読むための時間:3分

古民家で暮らすメリット

古民家で暮らすメリットには、次の6点が挙げられます。

  • 比較的低コストで購入できる
  • 間取りが広い
  • 日本の趣や文化を感じられる
  • 夏場でも快適に過ごしやすい
  • 固定資産税を軽減できる
  • 古民家再生の補助金を活用できる

比較的低コストで購入できる

一般的に、建物は築年数が経つほど資産価値が低下します。そのため、古民家は新築物件と比べて低コストで購入できます。また地方は、土地の価格も都会より安い傾向にあるため、家の購入予算を抑えられることがメリットです。

間取りが広い

古民家の特徴のひとつが、広い間取りです。古民家は、複数世代の家族がひとつ屋根の下で暮らす時代に建てられた住宅であるため、一部屋あたりの面積が広い傾向にあり、ゆったりと暮らすことができます。また、各部屋の仕切りがふすまや障子など、簡単に開閉できる戸で区切られているので、レイアウトが変えやすいこともメリットとして挙げられます。

日本の趣や文化を感じられる

古民家は、伝統的な日本建築様式で建てられており、柱や屋根など至る所に古き良き日本の趣や歴史を感じることができます。アンティーク家具との相性も良いため、アンティークやヴィンテージが好きな人におすすめです。

夏場でも快適に過ごしやすい

昔の家は、蒸し暑い夏でも快適に過ごせるように、通気性に優れた造りになっています。また、古民家の壁に多く採用されている土壁は、室内の調温・調湿をする性質を備えているため、夏場でも快適に過ごすことができます。

固定資産税を軽減できる

固定資産税は、建物の築年数が経つにつれて安くなります。税金を抑えられることも、古民家暮らしのメリットのひとつです。

古民家再生の補助金を活用できる

中古物件を購入する際、リフォームが必要となるケースがあります。古民家はリフォームする際に、自治体から補助金を受け取れる場合があり、工事費を抑えられる可能性があります。

古民家暮らしのデメリット

古民家で暮らす際は、以下のデメリットに注意が必要です。

  • リノベーションが必要な場合がある
  • 耐震性に不安がある
  • 冬場は寒さを感じやすい
  • 害虫・害獣が住み着きやすい

リノベーションが必要な場合がある

古民家を購入する際、ほとんどの場合でリノベーションが必要となり、全面的にリフォームしなければならないケースも少なくありません。工事の際は、自治体から補助金が受けられることもありますが、工事箇所が多いと多額の費用がかかるおそれがあるため、注意が必要です。

耐震性に不安がある

数十年以上も昔に建てられた古民家は、現代の耐震基準を満たしていない可能性があります。そのため、古民家に住む場合は、事前に耐震性をチェックして、必要に応じて、耐震補強工事を行わなければなりません。

冬場は寒さを感じやすい

古民家は通気性に優れており、夏場でも快適に過ごしやすい一方で、冬は隙間風が入り込みやすいデメリットがあります。また、断熱材が使われていないケースも多いため、冬場は寒さを感じやすいでしょう。

害虫・害獣が住み着きやすい

通気性を重視して建てられた古民家は、害虫や害獣が入り込む隙間が多いデメリットがあります。古民家で暮らす際は、事前に侵入経路を塞ぐリノベーションを行ったり、忌避剤を置いたりと、害虫や害獣対策もしっかりと行いましょう。

メリットとデメリットを把握して古民家暮らしを楽しもう

古民家には、夏場でも快適に過ごしやすい、購入費用や税金を抑えられるなどのメリットがあります。一方で、冬場は寒い、高額のリノベーション費用が必要となるケースがあるので、注意が必要です。古民家暮らしを考えているのであれば、メリットだけではなく、デメリットもしっかりと把握しておきましょう。

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